2015年1月29日木曜日

ギルティギア2 GG2

ギルティギア2 ~オーバチュア~
メーレーアクション
XBOX360専用(ゲームオンデマンドあり)

ギルティギアシリーズの正式な続編であり最近発売されたギルティギアXrdの前のゲームです。
この作品はギルティギアの名を冠しながらも従来の2D格闘ゲームではなく、乱闘を意味する“melee”と、『命令』をもじった名前のサーヴァントと呼ばれる兵を操るリアルタイムストラテージ+マスター(自キャラ)を使った対戦格闘をあわせた独自のゲームシステムを持っています。

1とXrdの間にあたるストーリーモード兼チュートリアルであるキャンペーンモードと本作の醍醐味である対戦モードそのほかフリーミッションやプラクティスなどがあります。

ストーリー

ギルティギアの舞台から6年後、カイの息子であるシンを連れて賞金稼ぎの旅を続けていたソルに
法力の通じない謎の一団に襲われる。時を同じくしてカイ・キスクを国王とするイリュリア連王国にも攻撃を受け、事態を重くみたカイはソルを呼んだ。
ストーリーはやや短いもののソルやカイのその後が描かれています。気になるカイの息子であるシンがなぜソルと一緒にいるのか、その母親は・・・?といったところが魅力といえます。

キャンペーンモード
基本的にソルを使い対戦モードの練習的なチュートリアルを行っていくモードです。
ストーリーを追いつつ段階的にRTSの部分を練習していく形になるのですが、このあたりで悪い印象をもってしまいやすいです。
というのもソルは本作では対マスター戦に優れたキャラクターでありその反面サーヴァントに癖があり偏った兵種を持っています。
どのキャラでも最初から召還できる近接兵(ザ・ドリル)がゲーム中最弱クラスであり、プレイヤーがソルを使って積極的に支援しないと負けてしまいます。(Dr.パラダイムの近接兵ゲロッパと並びゲロッパドリルと呼ばれるがこちらはザ・ドリルよりコストが安い)

またソルをマスター戦最強とさせるスキルクリムゾン・ジャケット(実質体力2倍にアーマーがつく)も自由に使えるわけではないことがキャンペーンモードの敷居をあげてしまいます。
このあたりのスキル・アイテムの重要性とソルのキャラクターとしての性質を理解していないとただただギリギリで勝ったりあちらこちらで兵が倒されて負けるというストレスゲーになります。

このゲームの魅力であるRTS+対戦ゲームというには偏りがあり、ここで躓いてしまうと面白いと感じずに終わってしまうでしょう。

キャンペーンモードはあくまで練習だと考えてた上でストーリーを楽しみつつ基本を覚えましょう。
クリアするころには一通りの操作は理解できるのであとは好きなキャラクターでMAPなり相手キャラ対策を覚えていけば自然と面白くなってきます。
決してマスターだけでクリアできるゲームではないので格闘ゲームと考えると厳しいですが、中でもソルはもっとも格闘向けのキャラなので自力で何とかしたい!という人には向いています。

対戦モードは1on1と2on2の二つがありそれぞれプレイヤーもしくはCPUを相手に1~4人での対戦が可能となっています。この対戦モードが本作の最大の楽しさといえます。
1on1では単調になりがちな対戦も2on2になることで戦略も幅広くなりよりいっそう楽しめる内容です。

対戦についてはXBOX360専用ということや発売からだいぶ時間がたっているため対戦相手がみつからないかもしれません・・・
Xrdの発売を機にこのゲームにも興味をもってもらえたらいいなぁとおもいます。ゲームオンデマンドに対応しているので価格も比較的安価(3000円ほど)です。
調整にも力をいれておりラグやバグなどもほとんどなく環境はGOOD!

理想的にはPS3なり4なりに移植されるといいのですが。

最後に

対戦環境やゲームシステムから敷居が高いとは確かにいえますが、レビュー等などで見られるような発想はすばらしい一発ゲームではありません。
ニコ動などでも解説動画や対戦動画があがっていますので観て興味をもってもらえたらうれしいです。ストーリーも声優陣のおかげで楽しいですし。



アークさん移植して~


2015年1月26日月曜日

ALAN WAKE

ALAN WAKE
完全日本語対応



ベストセラー小説家アラン・ウェイクはスランプに陥った自分を立て直すため妻とともに自然豊かな町ブライトフォールズに訪れる。湖のほとりにあるロッジでゆったりとした休暇を楽しむはずだったが・・・
気がつけばアランはひとり山奥にいた。乗ってきた車で事故を起こしなぜ自分がここにいるのかもわからない。助けを求めたどり着いた先では不気味な闇に包まれた人々が襲い掛かる。






XBOX360専用ソフトとして発売されその後PC版で完全版としてリリースされたサードパーソンシューティングゲーム。
光と闇に焦点を当てたゲームで銃器をのほかにフラッシュライトや発炎筒、フレアガンなどがあります。
ホラーゲームではあるもののゾンビのようなグロテスクな表現はなく、敵も闇に操られた人やポルターガイストといったものばかりなので、ゴア表現が苦手な人でも楽しめます。だからといって怖くないわけではありません。暗い森や建物の影から突然襲い掛かられたり背後にいきなり現れるなど心理的恐怖感の演出がところどころにあります。
闇に操られた人々は足が速くまた、小説家であるアランは体力もなく走って逃げることも難しい。
他ゲームのような超人的な能力があるわけではないのでライトや銃器を駆使して戦う必要があります。
ゲームバランスも絶妙でやり応えありストーリーもよくできています。
もともとオープンワールドゲームとして作られていたこともあり風景や建物など細部までこだわって作られています。


XBOX360版とPC版がありますが、PC版での購入をお勧めします。
PC版にはXBOX360版の追加要素であるDLCストーリーが最初から含まれている上に、要望のあったHUDなしや英語音声日本語字幕などが追加されています。
また吹き替えにも大変力をいれており日本語音声でも違和感なくゲームが楽しめます。ぜひ英語と日本語両方でプレイしてください。
スチーム(steam)というゲームクラウドに対応していますのでPCをお持ちの方はスチーム版で購入がいいとおもいます。
またスチームが夏と秋そして年末に行うホリデーセールなどの常連で80~90%オフの500円程度で買うことができます。そのほかサウンドトラック付の完全版やスピンオフ作品であるアランウェイク・アメリカンナイトメアも入ったセットパックもあります。
アメリカンナイトメアのほうは本家になかったスコアアタック的なアーケードモードがありこちらもなかなか楽しめます。
XBOX360版:追加DLC有料 ゲームオンデマンド対応
PC版追加DLC無料 サウンドトラック付の完全版あり
といったところです。
夏や年末の大型セールでアランウェイク完全版とアメリカンナイトメアセットのバンドルを買うのがベストといえるでしょう。もちろんXBOX360版でも十分にたのしめます。(私は両方買いました)
ドッキリ要素が苦手でなければ絶対にはずれなしのゲームです